【シニア世代必見!】現役時代の経験が定年後にビルメンテナンスの仕事に活かす | ビルメン求人ジョブ

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【シニア世代必見!】現役時代の経験が定年後にビルメンテナンスの仕事に活かす

現在シニア世代の再就職先として、ビルメン(ビルメンテナンス業務)が人気です。
また、長年働いてきた人が、定年後にビルメンとして活躍するケースも増えています。
定年後にビルメンとして働くメリットを、注意すべきポイントと合わせて考えてみましょう。

定年後もビルメンテナンスの現場で働ける理由

定年後にも需要が多いビルメンの仕事

ビルメンの求人の応募数が多いだけでなく、シニア世代歓迎という条件が多い傾向にあります。
シニア歓迎といることに加え需要がある業界なので、定年後の再就職先としても高い人気を誇っています。
その中でビルメンに関する知識や資格があれば、未経験の求職者と比較して有利に働けます。
特に有資格者の場合は、正社員ではなくても好待遇で再就職することが可能です。

正社員とは違った働き方もある

再就職する場合に考えられるのは、定年前とは違った雇用形態になることです。
人材派遣会社に登録して、その都度自分に合った仕事を受けるという方法もあります。
このような選択肢の中から再就職をすると、定年前とは雇用形態が変わるため、多くの場合担当する業務内容も別なものになります。
最も大きな違いは、正社員のように責任を問われることがなくなるため、余裕を持って業務をこなせるようになることです。
もちろん仕事に対しては責任を持って取り組むことが必要ですが、現場で派遣社員やアルバイトが責任者になることはまずありません。
正社員よりも精神的・肉体的負担が少ない中で、自分の持つ経験を適度に活かした働き方ができるようになるでしょう。

定年後の生活と仕事が無理なく両立

もう一つ正社員との違いは、現役時代よりも自分の生活を優先できることです。
定年後は現役時代と比べ、穏やかな働き方をしたいと考えている方が多い傾向にあります。
定年後にはそれまでに叶わなかった趣味や旅行など、新しいライフスタイルを楽しむ時間も必要です。
再就職の場合勤務形態や勤務時間を選ぶことができるので、正社員のように会社の業務に縛られることがありません。
そのため自分の生活を中心に考え、そこにプラスして仕事を考えるという、生活と仕事の両立が可能になるのです。

培ってきたスキルや資格を活かせる

現役時代の経験とスキルが武器になる

定年前までの仕事の経験は、当然再就職後にも大いに役立ちます。
業務の流れについては、すでに完成されたノウハウを持っているため、仕事への順応性はまったく問題ありません。
しかし、ビルメンとしてのスキルが備わっていれば、職場環境が変わってもやるべき業務の内容はほとんど変わりません。
つまり即戦力になれるということです。
場合によっては、新しい会社で頼りにされるポジションに就けるかもしれません。

持っていると有利な資格

ビルメンの仕事には「ビルメン4点セット」と呼ばれる4つの資格があります。

<ビルメン4点セット>
・第二種電気工事士
・第三種冷凍機械責任者
・二級ボイラー技士
・危険物取扱者乙種4類

これらを取得しているおけば、再就職後に活躍できる仕事の幅も広がります。
さらにその上に位置する資格として、「ビルメン三種の神器」も存在します。

<ビルメン三種の神器>
・建築物環境衛生管理主任技術者
・第三種電気主任技術者
・エネルギー管理士

こうした資格は定年前に取得しておくことが望ましいのですが、再就職後にはそれまでよりも時間的に余裕ができるため、改めて挑戦することもできます。
その詳しい方法については、後述します。

後輩の育成などのやりがいも

第一線を退いたとはいえ、その経験や技術はまだまだ充分に活かせます。
今まではなかなか手が回らなかった仕事として、例えば後輩の育成などにやりがいを見出すことも可能です。
たとえ相手が正社員だとしても、さりげなく業務をサポートしたり、適切なアドバイスを与えることで、相手も伸ばせる上に自分の中にも仕事に対する張り合いが生まれます。
職場のコミュニケーションも取りやすくなり、周囲から頼りにされる貴重な存在になれるかもしれません。
人材育成を通して、現役時代とは違ったやりがいを感じることができるかもしれません。

定年後に新しい仕事を覚えなくて良いメリットも

ビルメンなら定年後も長く働ける

資格や経験がある場合、ビルメンとして再就職すれば、今までに経験してきたこと活用できます。
新しい仕事のために、1から業務を覚え直す必要もありません。
定年後の人生を充実させて、仕事以外にも日々の楽しみを見つけたいなら、経験のない仕事で悩んだりするよりも、これまでのノウハウを活かせる仕事を選んだ方が効率的です。
ビルメンとして最スタートを切ればいずれ完全に仕事からリタイヤするまで、生涯現役を貫くことだってできるのです。

新たな資格に挑戦するチャンスも

ビルメンの業界で有利な求人を探すなら、新たな資格取得にチャレンジしてみるのも良いでしょう。
一例として「ビルメン三種の神器」で紹介した、第三種電気主任技術者のケースで考えてみましょう。
業界では電験3種と呼ばれるこの資格は、「理論・電力・機械・法規」の4科目に、3年以内で合格できれば取得できます。
しかし、正社員として仕事をしながら勉強もして、かなり難易度の高い電験3種を取得するのは難しく、取得までに繰り返し挑戦するケースも珍しくはありません。
定年後には時間的にも余裕が生まれるので、このような資格取得に挑戦するには絶好のチャンス。
計画的に対策を進めれば、3年という期間の中で資格を取得することは充分に可能です。
こうした資格を持っていることで今まで以上に仕事の幅も広がり、収入アップにもつながります。

雇用形態が正社員ではなくなるためマイペースに働ける

現役時代よりもマイペースで働ける

定年後にビルメンとして再就職する場合には、アルバイト、契約社員、派遣社員、再雇用契約などの選択肢があります。
いずれにしても出勤日や勤務時間が選びやすくなるため、正社員の時よりもマイペースに働くことができます。
アルバイトや派遣社員の場合、自分で求人条件をもとに仕事を探すことになりますが、再雇用契約の場合には、それまで勤めていた会社との間に継続雇用制度を適用する必要があります。
この制度は定年の延長のようなもので、正社員としての契約からパートやアルバイト、または契約社員へと雇用形態を変更した上で同じ会社に勤め続ける仕組みのことです。
賃金の面で見てみると、一般的には定年時の50~70%程度にまで減額されます。
条件面で再雇用を選ぶか、派遣社員やアルバイトで新天地を見つけるかを検討する必要があります。

定年後の支援制度を上手に使って収入アップ

60歳の定年以降も仕事を続ける場合、その収入が定年時点の75%に満たない時には、「高年齢雇用継続給付」を受給できます。
対象になるのは60歳以上65未満で、受給には一定の条件を満たす必要もあるので、申請する前に年金事務所に相談することをおすすめします。

まとめ

ビルメンに関わる資格を持っていた場合、定年後にビルメンに再就職できる可能性が高いです。
現役時代は、キツイ現場仕事に加え、内勤業務やテナント対応に人材育成…とめまぐるしく働いてきた方がほとんどかと思います。
定年後は、一設備員として与えられた業務をしっかりこなしながら、おそらく自分よりも若い現場責任者や同僚に、培ってきたスキルをさりげなく伝えられるような、いざという時に頼られる人材になることで、とても重宝されるでしょう。
ここで紹介したことを参考に、セカンドライフをビルメンの技術者として過ごしてみてはいかがでしょうか。