第三種冷凍機械責任者とは?取得するメリットや活かせる仕事を紹介

第三種冷凍機械責任者は国家資格の1つで、資格を取得すると冷凍設備を取り扱っている会社で活躍が期待できます。
冷凍設備を取り扱う会社には、ビルの空調施設や食品工場、食品などを扱う小売店などがあり、キャリアの選択肢を広げやすい点が特徴です。
年収やキャリアップを目指したい方は、第三種冷凍機械責任者の資格を検討するのがおすすめです。
この記事では、第三種冷凍機械責任者の主な仕事内容や資格の種類について紹介します。
資格を取得するメリットや活かせる仕事もあわせて解説するので、第三種冷凍機械責任者の資格取得をを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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第三種冷凍機械責任者とは
第三種冷凍機械責任者に関する基礎知識について、以下2つの観点から解説します。
- 資格内容
- 主な仕事内容
それぞれ見ていきましょう。
資格内容
第三種冷凍機械責任者は、高圧ガス製造保安責任者と呼ばれる国家資格です。
冷凍施設や空調設備の保守・点検に必要なほか、第三種冷凍機械責任者は無資格者の監督など、幅広い業務に携わります。
冷凍機械責任者は第一種から第三種まであり、数字が減るごとに仕事の難易度が上がる仕組みです。
同時に資格の難易度も上がるため、まずは第三種を取得し、必要であれば第一種、第二種に挑戦する流れがおすすめです。
また、第三種冷凍機械責任者はビル管理に必要と言われる「ビルメン4点セット」の1つに含まれています。
ビルメン4点セットの資格について知りたい方は、以下の記事をあわせて参考にしてください。
【関連記事】ビルメン4点セットとは?資格別難易度や取得するメリットを紹介
主な仕事内容
第三種冷凍機械責任者の具体的な仕事内容は、以下の通りです。
- 冷凍機械の保守管理
- 冷凍施設での点検作業・立ち合い
- 施設における無資格者の監督
仕事内容は主に冷凍施設における機械に携わることですが、冷凍機械はビルや住居の空調設備も含むため、幅広い業務を行います。
また、冷凍設備を取り扱っている会社は幅広く、発電所や船舶のようなインフラ向けの施設や航空関連・宇宙開発向けの施設などもあります。
第三種冷凍機械責任者の資格取得は、仕事の選択肢を広げたい場合にもおすすめです。
冷凍機械責任者における資格の種類
冷凍機械責任者の資格には、以下3つの種類があります。
資格 | 管理可能な施設区分 | 実務の要件 |
第一種冷凍機械責任者 | 1日の冷凍能力が300t以上 | 1日の冷凍能力が100t以上の製造施設を使用する高圧ガスの製造に関する一年以上の経験 |
第二種冷凍機械責任者 | 1日の冷凍能力が300t未満 | 1日の冷凍能力が20t以上の製造施設を使用する高圧ガスの製造に関する一年以上の経験 |
第三種冷凍機械責任者 | 1日の冷凍能力が100t未満 | 1日の冷凍能力が3t以上の製造施設を使用する高圧ガスの製造に関する一年以上の経験 |
資格受験を受ける際の要件はありませんが、実際に責任者としての業務にあたる場合、上記の実務要件を満たす必要があります。
ご自身が働きたい場所の資格要件を確認し、必要な責任者資格を取得しましょう。
引用元:e-GOV法令検索|2023年冷凍保安規則(昭和四十一年通商産業省令第五十一号)
第三種冷凍機械責任者を取得する3つのメリット
第三種冷凍機械責任者を取得するメリットは、以下の3つです。
- 冷凍保安責任者を目指せる
- キャリアの選択肢が広がる
- 収入アップにつながる
それぞれ見ていきましょう。
メリット①:冷凍保安責任者を目指せる
第三種冷凍機械責任者の資格保持者は、冷凍保安責任者になれます。
冷凍保安責任者は、冷凍設備を取り扱う施設で冷凍機械の管理責任を担う現場責任者です。
ただし施設の大きさには定めがあり、1日の冷凍能力が100t未満の小規模な施設に限ります。
また、冷凍保安責任者として選任される場合は、1年以上の実務経験も必要です。
臨機応変さや迅速な対応能力が必要とされますが、やりいがいを感じられるため、現場責任者として活躍したい方は第三種冷凍機械責任者を取得を目指しましょう。
メリット②:キャリアの選択肢が広がる
第三種冷凍機械責任者の資格を取ることで働く場所や役職など、キャリアの選択肢が広がります。
前述したように、第三種冷凍機械責任者の資格はオフィスビルや食品工場、倉庫など幅広い職場で活かせます。
また、第三種冷凍機械責任者の資格は冷凍機や空調機器に関する知識がある証明です。
資格を保有していることで、役職がつく場合もあります。
特に設備管理の資格は施設がある限り必要とされるため、市場価値を高める要素にもなるでしょう。
転職やキャリアアップを目指したい方にとって、第三種冷凍機械責任者の資格取得はメリットです。
メリット③:収入アップにつながる
第三種冷凍機械責任者の資格手当により、収入がアップするのもメリットの1つです。
一般的に、資格を取得すると会社から資格手当が支給されます。
第三種冷凍機械責任者も同様に、資格手当が支給されるほか、昇格にも役立ちます。
昇格すると収入がアップするため、年収を上げたい方は第三種冷凍機械責任者の資格を取得しましょう。
第三種冷凍機械責任者の取得をきっかけに、第一種や第二種の上位資格を目指すことで、より高いスキルを持つ技術者となります。
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第三種冷凍機械責任者の資格を活かせる仕事
第三種冷凍機械責任者の資格を活かせる仕事は多数ありますが、代表的な職場は以下の3つです。
- ビルメンテナンス
- 製造・開発
- サービスエンジニア
仕事内容を参考にして、ご自身に合った職場を選びましょう。
仕事①:ビルメンテナンス
ビルメンテナンスでは、冷凍機械や空調機などの管理業務に携わります。
加えて、日々の点検・修繕業務などもあり、業務は多岐にわたります。
また職場によっては高所での作業や汚れ作業も多く、体力や筋力を使うため、管理業務のみではない点に注意しましょう。
しかしそれゆえにビルメンテナンスを募集している施設は、以下のように多くあります。
- オフィスビル
- 病院
- ホテル
- ショッピングセンター
- 工場
どこの地域でも需要のある仕事となるため、場所を選ばない点はメリットです。
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仕事②:製造・開発
第三種冷凍機械責任者の資格を活かせる仕事には、冷凍機械の製造や開発に携わる仕事もあります。
冷凍機械はビルや工場のみならず、発電所や航空関連でも使用されているため、製造や開発部門の需要も多くあるのが特徴です。
特に開発は、よりよい機械を作るために必要となり、今後需要の増加も示唆されます。
製造や開発に興味のある方は、需要の高い人材となり得る第三種冷凍機械責任者の資格を取得しておくとよいでしょう。
仕事③:サービスエンジニア
冷凍・空調設備を点検する企業に就職し、サービスエンジニアとして携わるケースもあります。
サービスエンジニアは冷凍機や空調機器の設置・トラブル対応などを行うため、対応の迅速さや臨機応変さが求められる職種です。
機械設置やトラブル対応などが主な業務となり、勤務時間外に緊急対応で出動する会社もあります。
冷凍機や空調機器に関する知識を活かした仕事に就きたい場合は、サービスエンジニアを検討するのもおすすめです。
まとめ:第三種冷凍機械責任者を取得してキャリアの幅を広げよう
第三種冷凍機械責任者はビルメン4点セットの1つで、冷凍・空調の管理業務を行います。
第三種冷凍機械責任者資格を保持していると冷凍保安責任者を目指すこともできるため、キャリアアップを図っている方にはおすすめの資格です。
また、ビルメンテナンスだけでなく、開発やサービスエンジニアなど幅広い職場で資格を活かして活躍できます。
キャリアの幅を広げたい方は、ぜひ第三種冷凍機械責任者の資格取得を目指しましょう。
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